Q 質問
築50年、純日本家屋の耐震リフォームについて教えてください
大地震がいつ来てもおかしくないと言われていますよね。
うちの家は、旧耐震基準で作られた、
屋根が何層にもなっている純日本家屋です。
すぐにでも建て替えたいのですが、
家族は今の家をとても気に入っていて、
建て替えを許してくれません。
今の外観の趣をできるだけ残して、
震度7に耐えられるようなリフォームをすることは可能でしょうか。

ベストアンサー
こんにちは、がんちゃん。
古民家の再生は現在の建築基準法に照らし合わせての基準に適合が難しいので、《必ず震度7に耐えます》
という書面的なお約束は難しいでしょう。
土載せて葺く本瓦、大広間と大開口の広縁がネックになり、耐震診断では
◆広縁に壁をつけ 続き間の大広間にバランスよく壁を配置するようにとか
◆基礎を強固に(ベタ基礎など)
◆土壁を落として筋交いの壁に。
◆屋根瓦を軽いものにしてください…など、
以上の事などを忠実に行っていくと耐震強度はあがってきます。
一般建築の次元では、精度の高い計算は日本家屋には難し難しですが、
自身でも以前は日本家屋の建築が多く、土壁や菊間瓦を使った家を手掛けてきた経験上、
太い梁の活かし方や傷んだ柱などを補強するやり方などの+αの強度の重要性をわかっています。
震度7に間違いなく耐える…という書面では難しいですが、かなりの強度を上げていく提案は可能でしょう。
丁寧な耐震性能のアップは、家の気密をあげることになっていて、更に断熱を強化していく事で
現代の住まいに負けない屋内環境をつくる事もできます。
A 回答1
伝統工法でしょうか、在来工法でしょうか、
どちらも震度7に耐えなおかつ、2回目でも倒壊しないようにするのは、
簡単なことではありません。
フル改装して耐震補強するより、新築をした方が安くなることが、多々あります。
どうしても外観を残したいのであれば、屋根を軽量にすることですね。
内部壁はほとんど合板張りの耐力壁にして、各所窓・引違等の開口部を狭くして
耐力壁にしないといけません。今の間取りは維持できません。
使い勝手の悪い部屋になる可能性が大です。
基礎も当然工事対処になります。工事中は住むことができません。
建築士の方に耐震診断と補強計画を依頼れれてはいかがでしょうか。
おおよその金額も出ますよ。(金額に驚かないでください)
相談者からの返信1
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