収納リフォームの価格と相場

収納リフォームの価格と相場

室内を綺麗に保つため、また快適な空間にするためには、収納スペースの確保や使いやすさが重要です。長年生活している環境だからこそ、その重要性に気づいて収納リフォームを考えられる方は少なくありません。そこで今回は、収納リフォームにスポットをあててみたいと思います。

しかし、そもそも収納リフォームとはどのようなリフォームのことなのでしょうか?どんな内容が含まれているのでしょうか?また、価格はどれぐらいかかるのでしょうか?ご紹介したいと思います。

収納リフォームとは?

収納リフォームとは、その名の通り収納に特化したリフォームのことで、家の中の収納力をアップすることや、収納スペースをより効果的に使うことなどを目的としたリフォームのことを指します。例えば、下記のリフォームが挙げられます。


1.押入れをクローゼットに、もしくはクローゼットを押入れにリフォーム

和室の押入れを、中棚を取っ払い洋服などが収納できるクローゼットに変えたり、反対にクローゼットに中棚を取り付け、布団などが収納できる押入れに変えたりするリフォームです。

 

2.屋根裏や床下に収納スペースを設けるリフォーム

屋根裏や床下といった、現在使われていない空間を収納のために利用するためのリフォームです。普段使いではなく、季節のものや大物を収納しておくために屋根裏や床下といたデッドスペースを有効利用される方は少なくありません。

 

3.各部屋に収納スペースや棚を新設・増設するリフォーム

寝室や子供部屋に新設で収納スペースを作ったり、今ある収納スペースを広げたりするリフォームです。キッチンやトイレ、洗面所といった水回りに関しては、各メーカーが収納棚を扱っているので設置するリフォームの場合もあります。水回りに収納のための棚を設けたり、階段下のデッドスペースを収納にしたり、玄関にシューズクロークを設けたりと生活したからこそ分かる必要な部分を補うリフォームが多い分野です。

 

4.造り付けの家具の作成

部屋のデザインや形にピッタリあった収納家具を市販の家具で購入するのではなく、リフォーム会社にお願いすることが出来ます。壁面収納は特に人気です。リフォーム会社が建材メーカーの規格品の収納家具を取り付ける場合やデザインしたものを家具屋さんにお願いして造る場合もあれば、大工さんが、その場で造作する場合もあります。持っている家具をリフォームして、造り付けにしてくれる場合もあります。インテリアに溶け込むような見せる収納の場合は、リフォーム会社に依頼する造り付け家具がおススメです。

収納リフォームの価格と相場はどれぐらい?

では、ここからは実際に収納リフォームの価格と相場を確認してみましょう。上記でとりあげたケース別に価格と相場を見てみましょう。

 

1.押入れをクローゼットにリフォーム・・・10~50万円

押入れをクローゼットにする場合は、既存の押入れを解体し、扉とハンガーパイプと枕棚の取付け費用で10~20万円程が相場です。ウォークインクローゼットなどのサイズが大きい工事や、湿気対策リフォームを行う場合は20~50万円程が相場です。

建材メーカーの中には、クローゼットセットといった商品もあり、リフォーム会社によってその商品を利用した方が安くなる場合もありますが、反対に会社にある建材を利用して安く造作出来る場合もあるので、それほど大きな価格の差はないとはいえ、相見積もりをとって比較してみましょう。

 

2.屋根裏や床下に収納スペースを新設・・・10~40万円

床下収納の場合は、キッチン部分の床に扉を付けて収納ボックスを設置するのが一般的ですが、主流である100リットルサイズでは工事費込みで10万円前後が相場です。容量によって商品価格が3~20万円程異なります。

屋根裏の場合は、屋根裏にあがるための開口工事と折り畳み式か取り外し式のはしごの設置費用、床施工で20万円程かかり、電気やコンセントの設置、換気扇などを取り付けるとプラス10~20万円が相場です。屋根裏収納も床下収納も、固定の階段を作ってしまうと増築扱いになり、建築法の建ぺい率に影響してしまうので注意しましょう。固定階段を設け収納部屋にした場合は50万円以上かかってきます。

 

3.各部屋に収納スペースを新設・増設・・・10~80万円

階段下や部屋の凹凸部分など既存の壁や柱を利用して、棚や扉を付けて収納スペースにする場合は、扉や棚の費用と工事費なので、15万円以下の工事となります。しかし部屋にクローゼットを新設する場合は、クローゼットの部材に加え、新たに柱や壁などを新設することになるので40万円~が相場です。ウォークインクローゼットやシューズクロークなど大きくなればなるほど、ドアの枚数が増えたり部屋面のクロスが必要になったりするので材料費が上がります。

 

4.造り付けの棚・家具の作成・・・15~90万円

建材メーカーの既成品の家具を設置する場合は、壁面収納などは工事費込みで20万円~が相場です。グレードや扉の有無、棚の数などによって商品価格が異なりますし、リフォーム会社によって値引き率も異なります。

また、リフォーム会社が造作家具を作る場合は見せる収納かどうかによって材料費が変わってきます。インテリアの一部になるような部分は、質の良い木を使ったり塗装仕上げをしたりする必要があるかもしれませんが、見えない部分は集成材などでコストを下げることが出来ます。また、家具屋さんに作ってもらって設置するより、その場で大工さんに造作してもらう方が人件費などコストは安くなる傾向があります。見積もりを取る際には、誰が作るのか、家具屋さんか大工さんかでの費用の違いや、デザイン料がかかるのか、また材料費の違いなどを比較して、オリジナル家具だからこそ出来るメリットを活用しましょう。

収納リフォームの注意点

新築とは違い、住み慣れた環境のリフォームだからこそ、把握出来ている部分やこだわれる部分があります。特に、収納のリフォームではその点が発揮できると言えるでしょう。その点をふまえて、収納リフォームをする際の注意点を確認しておきましょう。

 

★何をどこに収納するかを具体的に決めておく!

片付かないのは収納が少ないからだ!と思いこんで、とにかく収納場所を増やすリフォームをされる方がおられますが、リフォームをして収納場所が増えたにも関わらず、問題が改善されず、それどころか生活スペースが狭くなって以前より物が溢れてしまった、なんてこともあります。

こんなリフォームをしても、わざわざ無駄な空間のためにお金をかけただけで意味がありません。収納リフォームをする際には、具体的に何をどこにどれだけ収納するのかを決めておきましょう。洋服であれば、どれぐらいの量を収納するのか、ハンガーにかけるのか、引き出しに収納するのか、今ある家具を設置できるようなスペースを確保できれば良いのか、それとも棚やハンガーパイプを設置すべきなのか、といった具合に、収納する物や方法を具体的に考えてみるのです。どれだけ収納スペースに造作棚や家具が必要かによって、材料費や造作費が違ってくるので、リフォーム費用にも違いが出てきます。見積もりの際には、棚の数や大きさなどの違いで費用を比較して確認してみましょう。また、図面を確認する際には、収納したいものが入るサイズなのかの確認も忘れないようにして下さい。

まとめ

収納力アップや、収納スペースの効率化を図ったリフォーム、収納リフォームの価格の相場は、1090万円と、内容やサイズによって様々です。

 

リフォーム項目

工事内容

金額

クローゼットリフォーム

押入れをクローゼットにリフォーム

10~50万円

収納新設

屋根裏や床下に収納を新設

10~40万円

収納新設・増築

各部屋にクローゼットを新設・増築

10~80万円

棚や家具を新設

棚や家具の設置や造作

15~90万円

 

工事費自体はリフォーム会社によってそれほど差は出ませんが、建材の種類や扉の量など、材料費によって差が出やすいリフォームです。ということは、デザインや建材の種類など選択肢が多い方が、リフォーム費用をおさえられ、かつ実用的でデザイン性が高い収納リフォームが出来る可能性が高くなるということです。見積もりを取る際には、1社だけでなく数社からとって、しっかり比較して収納リフォームを行うようにしましょう。

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