外壁塗装のフッ素は何年位で色落ちしてきますか?

Q 質問

外壁塗装のフッ素は何年位で色落ちしてきますか?

(大阪 )
  • 質問者:さなちん
  • 投稿日時:2015年06月28日() 08:52
  • お住まいの状況 : 戸建て

約1年前に外壁塗装のリフォームをしました。

業者からはフッ素が入っていると何度も強調され15年は持つと言われました。

塗る前に我が家は白と薄いブルーの2色。何色にしていいかわからないまま好きだったブルーにしたのですが、実際のところ仕上がりは色がイメージよりも濃くどぎつい仕上がりになったように思います。

質問はフッ素は何年位で色落ちしてきますか?早く色落ちして色が薄くなって欲しいなと思っています。又白に塗り替えたい気持ちは山々ですがそれは無理なので。

ご回答よろしくお願いします。

A 回答1

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  • 建築家 / 建築施工管理技士 / その他リフォーム業関連
  • 回答者: 昭和アルミ株式会社 の深澤 煕之です。
  • 回答日時:2015年06月28日() 10:08

はじめまして、さなちん様

フッ素樹脂は塗料の中に数%ほどしか入っていないのですが、塗膜の表面に浮き上がらせて、フッ素の粒子を表面に集めるというものになります。

厳密には表面を隈なく覆っているのかどうか疑問に感じるところなのですが(顕微鏡で見てる訳でありませんので。)

車の艶出し材でフッ素配合のWAXコーティングで2年持ちますというのも同じような考え方です。

過去試しましたが通常のWAXと変わらない感じでしたので、半年もすれば、なんだか。。。という感じです。

外壁塗装を塗る前に下塗りという塗料の一種を塗ってからフッ素入りの塗料を塗ってあると思います。

その下塗り塗料はどのような塗料を塗るにしてもほぼ同じです。

外壁塗装がきちんと外壁に付着しているかどうかは、この下塗り塗料と外壁材との粘着性の問題になりますので、その粘着性が弱ければ剥離します。

フッ素が仮に15年持つものであったとしてもその下塗り塗料の粘着がなくなってきたらその上に塗ってある塗料も一緒に剥離してきます。

では、その粘着性の耐久性は何年なのか?といいますと、外壁状態によって違いますので、正直、わかりません。

5年しか持たないかもしれないですし、10年もつかもしれません。場合によっては2~3年で剥離する場合もあります。

外壁の構造は、中に防水シートがあり、その上に重ねるように外壁材が固定釘で防水シートを貫通させて(穴を空けながら)固定されています。この時点で防水機能が低下している状態になります。

雨が降っている日は外壁塗装をしてあっても外壁の裏面と防水シートの間の外壁面の至るところから雨水が侵入していると認識して下さい。

この防水シートの面と外壁面の裏面に隙間がなくぴったりしている場合は水はけが悪く、通気がないので、水分が乾燥しないで残っています。

当然穴だらけになっている防水シートの固定釘貫通穴の小さい穴に浸みこんだ水分も乾燥しませんので、浸みこんだ水分が木材を腐食させたり、また外壁面の内側は外壁塗装も何もされていませんので、外壁面の内側から浸水して外壁塗装を劣化させてしまうのです。

これが、外壁面の裏側に起こっている弊害の状況です。 

当然こうなれば、外壁の上に塗装している部分も中からの弊害で簡単に剥離してきます。 
この上に外壁塗装をすれば外壁面を全て塞ぐ事になりますので、その弊害はますます大きくなり、外壁塗装面は綺麗でも木材は腐食するという怖い状況が進行しているケースがあります。

外壁塗装のことを相談されに来たお客様は、皆さん、驚き、口を揃えて、無知というのは怖いですね・・・といいます。

私の話を聞いた、外壁塗装職人で心ある方はもう今後2度と外壁塗装工事はしない、外壁以外の塗装だけにしたという職人も数多いです。

この部分がこのようになっているかどうかというのは誰が見ても表面上、わからないですし、外壁塗装業者についても殆ど、わかっていないですし、知ろうともしません。

★外壁塗装をする場合は外壁裏面に弊害が起きている場合が多いので、塗装する前にこの弊害を取り除いてあげなければなりません。

ではどうするか、外壁材と中にある防水シートの間が隙間なくぴったりだと水はけが悪い状態になりますので、仮に外壁が窯業系サイディングであれば、外壁部分を正常な位置に戻して、水はけが良い状態に修正してから、外壁塗装をしないといけないという事になります。

●雨漏りしない家というのは 外壁の固定釘で防水機能が落ちたシートと外壁材の間に充分な隙間があいています。

外から浸水した雨水の水はけが良く、通気があり乾燥しやすい状態になった外壁の構造の住宅は雨漏りがしにくいです。

外壁材と防水シートがぴったりになっている場合は外壁塗装をする事は怖いのです。 
私でしたら塗装はしません。

雨漏りしていない住宅なのに、このような弊害で腐食した住宅や白蟻被害にあった住宅を数多く見てきて、その弊害を取り除く外壁改善工事を過去、30年の間に一万棟以上、工事をしてきた経験があります。

施主様の気がつかないところで、壁の腐食で木柱の外側面がぼろぼろになっている住宅を実際に目にしてきました。

この外壁の構造の裏面がきちんと通気がとれていれば、外壁も傷みませんので、外壁塗装は20年、30年しなくても全く住宅は問題ないのです。

●今回、外壁の色の件で質問をされましたが、今後の外壁塗装において、外壁塗装をしてから10年とか20年よりも前に劣化したとしたら、外壁面の裏面で何か弊害が起きているのでないかと疑って下さい。

まさか、外壁面がそのような状態に、と思っていても知らないうちに腐食が進んできて白蟻が出てしまい、こんな事になるなら、下手に外壁塗装しないほうが良かったということになりかねません。

こういう事がわかる専門家に2~3年に一回はチェックしてもらって、弊害が起きていないかどうか確認して下さい。

後から外壁塗装業者を責める訳もいかず、泣き寝入りされている方も数多くいらっしゃいます。

そうならないように、大切なお住まいを守るには自分で守るしかありませんので、知識として参考にして頂ければ幸いです。

●最後に住宅の耐久性は住宅全体の湿気対策です。湿気対策が悪ければ、住宅の耐用年数は短くなってしまいます。

●外壁面の通気があるかないかの問題が住宅の湿気対策に大きい影響を与えます。

●住宅の耐用年数が45年35年と言われるようになったのはこの外壁構造の問題が一番です。

●住宅の湿気対策が万全であれば、80年100年持ちます。

外壁の色の話やフッ素塗装の寿命からこのような回答になって恐縮です。

ただ、こういう事が現実に起きているのも事実ですので今後の住宅メンテナンスの上で知っておいても損にはならないと思い、参考として回答させて頂きました。

参考になった数 3
の専門家がこの回答を支持しています。

相談者からの返信1

  • 返信日時:2015年06月28日() 13:38
とても参考になりました。塗装も奥が深いですね。
ありがとうございます。

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