リフォーム業者の選定方法のポイント

リフォーム業者の選定方法のポイント

大事な家に長く住むため、快適な状態を保つために必要なリフォームですが、最近は悪徳リフォーム業者が社会問題になっていることもありリフォーム業者の選定には頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?

悪徳業者に引っかからないように気を付けることに加え、リフォーム業者の中には大手もあれば個人でやっている業者、地域密着型の業者もあり、選択肢が多いというのも、業者の選定を悩ませる原因のひとつになっています。

そこで今回は、リフォーム業者の選定を行ううえで役立てて頂ければと思い、リフォーム業者の選定方法ポイントについてご紹介したいと思います!

リフォーム内容にあった業者から選定してみる

住宅リフォームといっても、幅が広いため実は専門分野が分かれています。リフォーム専門業者として総合的に何でもやれる業者もあれば、専門分野に特化したリフォーム業者もあるため、リフォーム内容にあった業者を選ぶことで、より詳しい情報が得られたり、工事費がお得になったりします。そこで、まずはリフォームの内容を考えて、内容にあった業者をいくつか選定してみるのはいかがでしょうか。数百件もある業者を絞り込むのは大変なので、一括見積もりサイトを利用すると条件が絞りこめて便利です。一括サイトを利用して例えば、下記のようなリフォーム箇所に応じて、専門のリフォーム業者をピックアップすることが出来ます。


●外壁・屋根リフォーム

大抵の住宅では定期的なリフォームとして外壁・屋根リフォームが必要となります。外壁塗装は特に、外壁材の種類や、それに適応する塗料の種類と工程など、専門的な知識がなければ施工不良を起こし、数年もしないうちに塗り替えが必要となってしまいます。リフォーム会社に頼むことも出来ますが、施工不良によるトラブルが多いため、外壁のリフォームに関しては、外壁塗装専門の業者に依頼する方も多いようです。しかし、専門的要素が高く素人には分かりづらいということもあり、悪徳業者が多いのも外壁塗装業界の問題点でもあります。選定には十分注意が必要となります。

また、庭や外構とのバランス、コーディネートをしたいという方は、エクステリア専門の業者に依頼するというのも選択肢のひとつです。エクステリア専門の業者であれば、外壁の色やデザインを含めた、外回りのトータルコーディネートをしてくれます。

 

●水回りリフォーム

水回り設備の故障水漏れは日々の生活に大きく影響するため、迅速に対応してくれる業者を探したいと思うものです。そのため、まずは営業マンが来て、その後工事業者を手配するスタイルの業者よりも、見積もりをその場で出して、すぐに工事を行ってくれるような業者がおススメです。すぐに駆け付けられるような地域密着型の業者や、その場で応急処置が出来るような水道屋・設備屋・配管工事専門業者といったフットワークが軽く専門的な知識がある業者の方が大手より迅速な対応に向いているかもしれません。しかし、だからといって、近所にあるからという理由や丁度良いタイミングで訪問してくれたからという理由だけで知らない業者にお願いすると悪徳業者につかまってしまう可能性があり危険です。いざという時に、すぐ頼めるような業者を前もって調べておいた方が良いでしょう。

他にも水回りのリフォームの中には、キッチンやシステムバスといった水回り設備の取替えリフォームもあります。既に、どこのメーカーに取り替えるかが決まっているのであれば、TOTOやINAXといった水回りの設備メーカー専属の業者に依頼するというのもひとつの選択肢です。ショールームもあり、メーカーならではの詳しい説明を聞くことも出来ますし、メンテナンスの対応にも即座に応じてくれます。

 

●インテリアリフォーム

建具や床のリフォーム、クロスの張り替えや押入れをクローゼットにするといったインテリアリフォームを行う場合の業者選びで注意したいのは、自分のイメージをかたちに出来る業者かという点です。ただ綺麗にするという目的だけでなく、インテリアコーディネートや使いやすさが関係してくる内装部分なので、色やデザイン、実際の寸法などを工事前に理解し不安を無くしておかなければ工事後にイメージと違ったなんてことも起こりえます。小さな色見本帳を見せたり口頭だけで工事内容を説明したりする業者さんより、設計プランナーが在籍していて図面やパースを使って打ち合わせしてくれるような業者の方が、自分と営業マンとのイメージの相違を無くし納得のいくリフォームになります。また、プランナーがいることによって、デザインや色の組み合わせを1プランだけでなく数プラン用意してくれ、選択肢も広がり、より良いリフォームにする点でも効果的です。

また、ドアやクロス、造り付けの家具など部分的にこだわりたいならクロス屋・建具屋・家具屋、というように、細かく専門家に頼むことも出来ます。しかし、部分的なので割高になる可能性が高くなります。また、最近は大手の家具メーカー家具ショップがリフォーム部門を構えていることも多く、インテリアコーディネートを主体としたリフォームを依頼することが可能です。

 

●エクステリアリフォーム

家のリフォームは内装だけではありません。門柱や門扉、塀、駐車場、植栽、庭などの外回りのリフォーム、エクステリアリフォームもあります。大手のリフォーム会社でもエクステリアリフォームに関しては外注に出すというところもあり、専門的な要素が高い分野でもあります。植栽に関しては特に、街の景観や、植えた時だけでなく数年後の成長具合見栄えも考慮する必要があるので、インテリアと同様、エクステリアの設計やデザイン知識があるエクステリアプランナーが在籍している業者に依頼する方が安心です。植栽に関しては庭師に依頼する方も多いです。

 

●全面改装

間取りの変更を含む全面改装となると、構造の知識が必要となります。構造体は家を支え、地震といった災害からの被害を最小限にとどめられるように計算された位置に柱や梁が入っています。リフォームによって、その大事な部分を取り除いてしまうことがないように、専門知識経験が必要です。また、耐震診断を行える耐震診断士が在籍している業者であれば一層安心です。

リフォームの場合は、新築時の図面が残っていなかったり、増築や改築を繰り返して当初の図面と大きく変わってしまっていたりするので、現場での調査が頼りです。構造に詳しく腕の良い、経験豊富な大工さんがいる業者や全面改装の経験が豊富な総合リフォーム業者に頼むと良いかもしれません。

また、図面が残っていて元々の構造を知っている、家を建てたハウスメーカー大工さんにリフォームをお願いすることも出来ます。しかし、リフォームを引き受けてくれないメーカーや、依頼しても結局下請けのリフォーム業者にふってしまうところもあるので、自分で初めからリフォーム業者を探した方が良かったという場合もあります。

 

★家のことを1社に丸ごと相談!

上記のように具体的にリフォームの内容が決まっている場合は、その分野に特化した業者に依頼することが出来るかもしれませんが、家の中の色んな部分の劣化が気になる、という場合や、どこからリフォームすべきか優先順位が分からない、一度家全体の状態を点検してほしいということもあるかもしれません。

そのような場合は、専門分野に特化したリフォーム業者より、総合リフォーム工事を請負う業者の方が、調査に何社も来てもらうことなく1社で全体を調査し、優先すべきリフォーム箇所と順番を教えてくれるので効率的です。総合リフォームを行える業者であれば、担当の営業マンも総合的な知識をもつ人が多いので、家のことを丸ごと相談できます。ただし、工事となると自社で行わず、専門業者に頼むというところもあるので、その分工事費が高くなるというケースもあります。総合リフォーム業者に相談しつつも、具体的な工事見積もりをとる際には、専門分野に特化した業者を含めた数社から相見積もりをとって詳しい説明を聞いたうえで工事費を比較検討してみることをおススメします。

 

アフターサービスの充実度に注目!

リフォーム箇所に応じて、いくつかの業者から相見積もりをとった後に、1社に絞り込む際にはどんな点に注目できるでしょうか?工事費提案力知識の豊富さ建材の種類などを比較されることでしょう。加えて重要なポイントとしてアフターサービスの充実度にも注目してみましょう。

 

★マイホームドクターを見つける!

家や立地環境によって速度は違うとはいえ、建物は今後も確実に劣化していきます。少なからずリフォームすべき箇所や時期がきます。ですから、リフォーム業者を選定する時は、一時的なものとは思わず今後、何年もお願いしたいと思える業者かどうかを考えてみましょう。家の悩みはここに相談!と思えるような、家の担当医「マイホームドクター」を見つけるつもりで業者選びをするのです。

本当に患者の事を考える良い医者は病気を治すだけでなく、健康を保つための方法も教えてくれるように、良いリフォーム業者も家を快適な状態に保つ方法、劣化が酷くならない予防策も教えてくれるものです。メンテナンスの仕方タイミングを教えてくれるような業者を選ぶなら、無駄なリフォーム費用を使わなくてすみますし、家も快適な状態をより長く保てます。また、アフターサービスのひとつとして、1年~3年に1度など定期的な点検を行い、言わば家や設備の健康診断をしてくれる業者もあります。

アフターサービスが充実しており、マイホームドクターとの良い関係を築けていれば、悪徳リフォーム業者の訪問販売が家に訪ねてきても、「我が家には、既にリフォームをお願いしているところがあるので!」と断りやすいですし、定期点検によって家の状態を把握できているため、「今すぐリフォームをしなければ家が崩壊しますよ!」と言った悪質な脅しとも言える営業トークに焦ることなく対応する助けともなります。

 

★セカンドオピニオンを利用する!

実際の病気の場合、担当医がいても、セカンドオピニオンを受けることは、病気を確実に発見し、良い治療を受ける点で重要なことと言われています。これはリフォームの場合にも当てはまります。どこかひとつ、長く付き合えている業者がいる場合でも、新たなリフォームを行う際には、他業者からも相見積もりをとることは賢明です。家の状態を専門的な目線で調査し、リフォーム方法において専門的な知識がある業者もいますし、お得に工事出来る場合もあるからです。マイホームドクターをもつことは役立ちますが、そこでないといけないと思いこまずに幅広く情報を取り入れる姿勢も持っておきましょう。

 

まとめ

今回は、リフォーム業者の選定方法ポイントについてご紹介しました。

まずは、一括見積もりサイトを利用するなどして条件を絞ったうえで「リフォーム内容にあった業者を選定」してみましょう。そして、その中の数社から「相見積もり」をとり、工事費やプラン等の比較と共に「アフターサービスの充実度」も比較してみてください。何年も付き合いたいと思えるような「マイホームドクター」を見つけましょう。

しかし、慎重・的確にリフォーム業者を選定するためには、リフォームが必要になってから慌てて探すのではなく、前もってリフォーム業者について調べておくことをおススメします。リフォームが必要となる時期や箇所はある程度想定することが可能です。それに合わせて前もって業者探しをしておけば、相見積もりをとる時間もありますし、冷静に判断することも出来ます。

早めにリフォーム業者を探し、今回取り上げた選定方法のポイントを考慮してみて下さいね!

見積り比較までの3ステップ

  1. 1. 地域を選択
  2. 2. 条件を選択
  3. 3. 厳選業者をご紹介

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